近年、インバウンド(訪日旅行者)にフードツーリズムが人気となっております。そこで今回は、なぜ近年フードツーリズムが人気となっているのかをご紹介したいと思います。
そもそもフードツーリズムとは
日本フードツーリズム協会がフードツーリズムの定義について説明しています。
「地域ならではの食・食文化をその地域(土地)で楽しむことを目的とした旅」
また世界で見ると特に欧米では広く普及しているそうです。
インバウンドによるフードツーリズムは地方創生に重要
近年の問題として、日本の人口の減少が伴い、産業の衰退や経済の悪化が問題視されています。その中で、フードツーリズムは地方創生への一手になるのではないかと注目を集めております。
フードツーリズムは「地域ならではの職をその地域で楽しむこと」が目的なのでフードツーリズムによって、その地方に観光客が訪れるだけでなく、地域の食材を消費してくれます。また、その場での食材の消費だけではなく地域の食材を知ることによって継続的な消費も期待できます。
一番のポイントは地方であるということがフードツーリズムにおいてはメリットになるということです。地方では今なおその地域ならではの食文化が残っているためです。
また、近年インバウンドの数が増えるに伴い、リピーターの数も増えています。
観光庁のデータによるとリピーターほどより日本の文化に興味を持ちやすいということが示されています。このことから、人口減少の日本において、これから数の増加が期待されるインバウンドを地方に呼び込むためのきっかけとしてフードツーリズムに期待が高まっています。
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参考文献
https://www.kobe-yamate.ac.jp/library/journal/pdf/univ/kiyo16/16matsunaga.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/001225872.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjaros/7/2/7_32/_pdf/-char/ja