出汁の取り方や厚焼き玉子の作り方。外国人観光客になぜ人気？「日本の家庭料理教室」

森本毅郎・スタンバイ！

■寿司を握る！天ぷらを揚げる！日本食の料理教室が人気

まずは、ZAZA株式会社の、中島優里さんのお話です。

ZAZA株式会社　中島優里さん

海外の旅行者に「料理体験」を提供しています。

開催場所するは様々で、人気なレストランさんですと、お寿司屋だったり、天ぷら屋さん、あとラーメン屋さんもホストさんにいらっしゃいますね。

やっぱり「湯切り」のシーンとかすごく盛り上がるので、実際のラーメン屋さんで開催していただけると、ゲストの方にもすごく楽しんでいただけますし、中目黒の回らないお寿司屋さんがホストにいらっしゃいまして、その方は英語があまり得意ではないんですが、翻訳アプリとか、色んなカードとかを用意しておもてなししていますね。

日本の食に興味のある方がすごく沢山いるので、取り出してきた道具すべてに、「あれは何だ、これは何だ」というように聞いて、すごく盛り上がります。

こちらは、「airKitchen（エアキッチン）」というサービス。先生役を「ホスト」、旅行者を「ゲスト」として、ホストとゲストとのマッチングを行っています。

寿司職人が「握り」を教えてくれたり、天ぷら職人が美味しい海老の揚げ方を教えてくれたりと、プロがレクチャー。参加費は２～３時間で、およそ５０００円（材料費込み）。作って、食べるまでが、一連の流れ。

バックパッカーや家族連れ、団体客など様々なようですが、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、オーストラリアなど、アジア圏よりも、欧米からの参加者が多く、これまで世界８０か国の人が利用しているということでした。

和食が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されてから１０年が経ちましたが、まだまだ海外からの関心が高いことがうかがえます。

https://www.tbsradio.jp/articles/69322/

※TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ！」2023/5/4 取材：田中ひとみ

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